歌の力、曲の力、詩の力ってすばらしいものです。
でも素晴らしい歌を歌っている大物アーティストさんたちも、歌の力だけでブレイクしたのか?というとそんな例はありません。
レコード会社やプロダクションが緻密な戦略を練って、テレビやラジオやインターネット、携帯の世界で宣伝をして売り出す。
宣伝って億単位のお金がかかります。
そうやって宣伝してもぜんぜん認知されないアーティストやバンドもいます。
宣伝が成功したあとで後付けのキャッチコピーが生きてくる。
「地道なストリート活動が実を結び、口コミで一気にブレイクしたバンドで~す!」
みたいな。
・・・あんたらお金かけまくってるやん(笑
みたいな。
X-JAPANの話は知っていますか?
YOSHIKIさんもインディーズ時代にはマーケティングの本やビジネス書、経営の本をたくさんたくさん読んで、親に借りた300万円で勝負に出たそうです。
売りあがった利益はまた次の宣伝費につぎ込んで活動の規模を大きくしていく。
そうした結果、あのインディーズでの大セールスになったということです。
まさにビジネスそのものです。
音楽がいいのは当たり前で、さらに追求していくのも当たり前で、
バンドの集客を増やそうと思ったら、ビジネスの勉強をしなければなりません。
「曲がいいからだいじょうぶ!」なんて言っているバンドマンはただ甘えている人だと言わざるを得ません・・・。